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マタニティ歯科

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smile-1434166-638x423女性ホルモンの分泌が増える妊娠中は、身体だけでなく、口腔内環境にも変化が起こるもの。妊娠中の歯科治療、デンタルケアにはさまざまな注意点があります。

当院では妊娠なさっている方のお口の環境向上に努めております。出産・育児を控えたお母さんたちのお口の健康をサポートする、マタニティ歯科もございます。気になる症状がある場合は、遠慮なくご相談ください。妊娠中の方は、ご予約・受診時に現在何ヶ月目に当たるか、現在の体調はどうかをお伝えください。身体への負担が少ないよう、最大限配慮いたします。

要注意! 妊娠中の口腔内環境の特徴

  • 免疫力の低下により口腔内の細菌が増える
  • 唾液の分泌量が減少し、洗浄・殺菌効果が低下する
  • 女性ホルモンが歯周病菌の増殖を促す
  • つわりなどで、丁寧なデンタルケアができなくなる
  • 再石灰化を促すフッ素を塗布する
  • 歯科医院でクリーニング(PMTC)を受ける

妊娠性歯周炎について

0003322970JJ-849x565妊娠中は口腔内で歯周病菌が増えやすくなりますが、このことは、お母さんの健康に影響するだけでなく、お腹の赤ちゃんにも悪影響を及ぼすので要注意です。

歯周病菌が妊娠性歯周炎を引き起こし、血液中に歯周病菌が侵入すると、子宮の収縮を促すホルモンに似た物質が分泌されます。これによって身体が出産準備をはじめてしまうと、早産や低体重児出産といったトラブルを招くことがあるのです。このトラブルは、タバコやアルコール、高齢出産などと比較しても大変リスクが高いので、できるだけ早めにご相談いただくことをおすすめします。

つわりで歯みがきができない方へ

0009466344V-849x565つわりがひどく、「歯みがきどころかうがいもできない」という妊婦さんもいらっしゃいます。お口の健康が悪い方向へ傾かないためにも、いろいろな工夫でお口のなかをきれいに保ちましょう。

歯みがき粉を使わなくてもOK

歯みがき粉の匂いや味がダメになる場合は、使わなくてもかまいません。歯ブラシと水だけでも、こまめにみがけば十分な効果があります。歯みがき粉の味を、苦手じゃないものに変えるというのもひとつの工夫です。可能ならデンタルリンスもよいでしょう。

歯ブラシ・デンタルグッズに工夫を

歯ブラシの毛先が舌に触れると吐き気をもよおすようなケースでは、ヘッドが小さい歯ブラシにしてみるとよいでしょう。デンタルフロスや歯間ブラシの活用もおすすめです。

お口の中をすっきりさせましょう

水でじっくりうがいをするというのもひとつの方法。また、緑茶には殺菌成分が含まれているので、うがいに活用してみると効果があります。うがいも難しいという場合は、食事の最後に繊維質の多い野菜やリンゴなどを咬んで食べることで、お口のなかがすっきりすることがあります。

治療を受けるタイミング

妊娠中特有のトラブルを予防するためにも、普段からできるだけお口のケアはきちんとしておきたいものです。また、産後は育児にかかりきりとなり、自分のお口の健康が後回しになってしまうお母さんも多いので、出産前に歯科医院で適切なケアを受けておくことをおすすめします。

妊娠初期(1~4ヶ月)妊娠中期(5~8ヶ月)妊娠後期(9ヶ月)
ひどいつわりで治療を受けられないことがあります。また、切迫流産を引き起こす可能性もありますので、緊急時以外の積極的な治療はおすすめしません。 
安定期にあたる妊娠中期が、歯科治療に最適な時期です。特別な配慮が必要となるケース以外は、問題なく治療ができます。 
陣痛が起こる可能性が高まりますので、基本的に後期に入ると、治療は終了。あとは出産後の治療となります。できれば後期までに治療を済ませられるよう早めの受診をおすすめします。 

当院では、妊娠中の方のお体に配慮し、できるだけ無理のない治療を行っております。レントゲン撮影や投薬、麻酔の使用など、ご不安がある場合は遠慮なくおっしゃってください。

予約受付・診療受付 TEL 045-989-1818 月・火・木・金・土 10:00~13:00 /14:30~20:00
水 10:00~13:00 /14:00~17:00

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